" 焙煎 "へのこだわり
私たちの理想とするコーヒーの香味は,例えばこんな感じです。
- コゲ臭や煙臭がなく,クリアであること。
- スペシャルティの豆特有のキャラクターが明確に表現されていること。
- 中煎りから深煎りまでの,各ローストでの特徴が的確に表現されていること。
焙煎という作業は,豆の香味を作る作業ではありません。熱の力を借りて,豆の持っている香味を壊さないようにして引き出すことです。
いくら焙煎で頑張っても,素材が持っているポテンシャル以上の香味にすることはできません。
つまり理想の焙煎というのは,各産地の匠たちが丁寧に作った素晴らしい香味を,損なうことなくしっかりとお客様に伝えることができるか,
ということになります。リレーで言えば,第2・第3走者といった中間走者の立場で,バトンを落とさずにいかにしっかりと渡すことが出来るかがポイントです。
理想の焙煎を行うには,豆の状態をしっかりと把握しながら,ある"点"を目指して丁寧に丁寧にローストを行わなくてはなりません。
豆を焦がしたり煙臭がついたりすることのないよう注意しながら,豆の特徴をしっかりとイメージし,細かに温度と排気のバランスを調整する必要があります。
そこで私たちは,
「小型のロースター」を使うことを大切にしています。小型のロースターを使うことで,
微妙な温度と排気のコントロールが可能になります。豆と対話をしながらベストなバランスを作り出していく,そのためには,
焙煎する人間の
「感性」が不可欠です。
また,焙煎機には独自の改良を加えており,安定して高い火力と排気能力を発揮できるようにしてあります。