2月の季節のブレンドは、「2026.バレンタイン・ブレンド」です。
バレンタインと言えばやはりチョコレートですので、このブレンドを作る時はいつもチョコレートとの相性を考えます。いわゆる”マリアージュ”ですね。ひと言で相性と言っても、いろんな形の相性があると思います。対照的な味わいがぶつかり合うようなものもあるでしょうし、トーンの似た味わいが同調するように重なり合って新しい味わいを生み出すものもあります。そんな中で今回イメージしたのが、①受けて、②流して、③整える、でした。チョコレートを受け止める程よいボディとカカオ感をすっきりきれいに洗い流すクリアな味わい、最後に口の中を整える柔らかな果実感。こうしたコンセプトで豆選びを始めました。
まずイメージの合うものとして浮かんできたのは、”ティピカ種”という品種でした。ティピカは、柔らかなボディ感と透明感のある華やかでエレガントな味わいが特徴です。ちょうど年末から販売しているホンジュラスの「イスラエル・ラミレス」と、入荷したばかりの東ティモール「レブドゥ・レテン」がティピカ種のロットでした。この2つを組み合わせてみたところ、チョコレートをきれいに洗い流してくれてチョコレートとの相性はばっちりでした。が、同じ品種どうしなのでブレンドとしてやや単調になり最後に物足りなく、またもう少しボディ感が欲しいと感じました。そこで、タンザニアの「ハイツ農園(ピーベリー)」を加えたところ、よりしっかりとチョコレートを受け止めてくれるようになりました。さらに、エチオピアの「グジ・ハンベラ(ナチュラル)」をほんのり加えることで、全体的にまとまりが出て最後の味わいも整うようになりました。
程よいボディ感の中に、明るくクリアな果実感を楽しんでいただけます。チョコレートとの相性も良いので,ぜひ一緒にどうぞ。きっとチョコレートの味わいを、受けて、流して、整えてくれると思います。
期間限定ですので,ぜひお楽しみください。
【ブレンドに使っている豆】
ホンジュラス
タンザニア(PB)
東ティモール
エチオピア(N)
他