2026.さくら・ブレンド
2026.さくら・ブレンド
 中煎り  200g 税込 2,050 円

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商品のご紹介

 桜の季節にあわせた2026年春限定の季節のブレンドです。
 
 今年も桜の季節がやってきましたね。温暖化の影響でしょうか、年々冬が暖かくなり、その分春の訪れが早くなっています。桜の開花も、だいぶ早くなりました。お店を始めた頃は”さくら・ブレンド”は4月に入ってからのスタートでも開花に間に合いましたので、作る際にも4月のブレンドというイメージでした。でもこの頃は、3月中旬には準備しないとあっという間に桜が開いて散ってしまいます。自分の中での桜のイメージも少しずつ変化していきますが、その変化に合わせてブレンドのイメージも変わっていくのを、楽しみたいと思います。
 
 いつもブレンドを作る際には、まず初めにイメージを整えてからそれに合った豆を選び、ローストと割合を考えていきます。が、実は今回のブレンドでは初めに使いたい豆が2つ決まっていましたので、豆をイメージに合わせて整えていく感じでした。
 一つはグァテマラの「サンタ・バルバラ」です。サンタ・バルバラ地区は、メキシコとの国境にあたるウエウエテナンゴ県にあります。尾根と谷とが複雑に入り組む高地の中で、先住民族によって細々とコーヒー生産が行われています。男性は出稼ぎに出るために、主に女性の手により栽培が行われています。経済的な理由もありまだ生産が不安定ですが、個人的にはそのポテンシャルがとても気に入っているコーヒー豆で、数年前から色々な使い方を試しています。もう一つは、エチオピアからこの春初めて届いた「シダマ・ベンサ/ボンサ・ボナズリア(ナチュラル)」というとても長い名前のコーヒー豆です。シダマ地方は、イルガチェフェやグジなどに比較的近いエチオピア南部にあります。詳細な情報はありませんが、ポテンシャルの高い伸びしろの大きいこれからの産地です。丁寧に作られたナチュラル仕様の豆で、クリアで華やかな果実感が特徴です。
 これら2つの豆に共通するのは、高地でポテンシャルの非常に高い産地ながらも、経済的な理由もありブラッシュアップの余地の大きい将来性のある産地であることです。今回はそれぞれがお互いの持ち味を引き立てあうような、組み合わせの割合やロースト・ポイントを探りながらのブレンド作り。未開の生産地の豆で華やかな春のブレンド作りをするのは、枯れ木に花を咲かせる”花咲かじいさん”のような作業でした。どちらの産地もとても良い豆ですので、この先もっともっと質が向上してきれいな花が咲き続けられるといいですね。
 
 軽やかさと柔らかさを楽しんでいただけるように、やや軽めのハイローストにて仕上げてあります。華やかな香りと透明感の中に,薄ピンク色の桜の花を思わせる柔らかな果実感。春らしい味わいをお楽しみください。
 
 

【ブレンドに使っている豆】
 エチオピア
 グァテマラ など