コロンビアには3つの大きな山脈が縦に走っていますが,南部地域ではこれらが交わって地形が複雑に入り組んでいるために,場所により気象条件なども大きく異なります。そのため,北部の山地と比べると香りや酸の質に個性的な特徴が表れてきます。
ナリーニョ県は西部山脈の南端に位置し,その先は南米を代表するアンデス山脈に繋がります。赤道直下に近いことから栽培可能な標高が高く,2,000m以上の超高地にてコーヒー栽培が行われています。昼夜の寒暖差が大きいことと,アンデス系の良質なミネラルを含み土壌が豊かなことから,透明感のあるきりっとした柑橘系の酸と柔らかで質の良い甘み,滑らかでしっかりとしたコクを持つ素晴らしい味わいです。
ディエゴ・ロペスさんはナリーニョ県エル・タンボ市の実力派の生産者で、当店でもこれまで何度も使用していますが、久しぶりの入荷となります。ディエゴ・ロペスさんは非常に熱心な生産者で、在来種のティピカ種をはじめ、カトゥーラ種やカスティージョ種、コロンビア種など、様々な品種を区画を分けてそれぞれ管理し生産しています。今回入荷のロットは、その中でもコロンビア種のロットです。
酸とボディとのバランスが素晴らしく、とてもクリアで華やかな印象があります。近年は特異なキャラクターを持つコーヒーが注目されることが多くなりましたが,ナリーニョ地区のトップレベルのコーヒーは,コーヒーのど真ん中の味わいとして世界のトップレベルだと個人的には感じます。ぜひお試しください。
・地域 : ナリーニョ県エル・タンボ市
・標高 : 1,800 - 2,000 m
・品種 : コロンビア
・精製 : 水洗式
・乾燥 : 天日乾燥